デジタルフォトビューア

DPF-XR100
デジタルフォトフレーム SONY DPF-XR100を購入した。X1000を二年使って、少し暗くなったため買い換えることにした。使用時間は9,800時間ほどで、新品のXR100と並べると1割弱暗く見える。

画質の差はわからない。もともと良くないのであまり真面目に比べる気にならないというのもある。

XR100は色々とコストカットされているのが目に付く。まず、箱が二重ではなく、家電品として普通のレベルになっている。X1000は贈り物として受け取った人が喜びを覚えるような設えを備えていた。筐体もメモリーカードスロットが剥き出しで蓋が省かれている。表面のガラスの平滑度が落とされ、斜めから見ると非道く波打っていることがわかる。機能的にも周囲の明るさに応じて画面の明るさを変える機能(というか明るさセンサ)が外されている。この機能は部屋の明かりを落とした時にも、眩しくない適度な明るさで表示してくれるので重宝していた。

自分はタイムマシンというスライドショーのモードを選んでいるが、画面切り替えの間の黒画面の時間が長くなったのはCPUパワーが落とされたからだろうか。また、どちらが良いとは言えないが日時表示のフォントが変わっているのも気になる。ちなみに最初は液晶の種類が違ってより画質が良いX75に興味があったのだが、フォントがアンチエリアスの掛からない醜いものだったため買う気が失せてしまった。

良い点もある。画面周囲の額縁が狭くなってコンパクトになったこと。奥行きも短くなって部屋が少し広くなった。LEDバックライトによってより長寿命になったであろうことも喜ばしい。