聴取位置と振り角

今までは背後の壁の影響が大きく、聴取位置を前方に持っていかざるを得ない状況だった。今回の背後の処理でその辺りはある程度自由になったようだ。早速、聴取位置を今までより300mmほど後ろに移動してみた。左右スピーカーの交点がかなり前方になって音場が不自然な程こじんまりとする。スピーカーの振り角を再調整してみる。ちなみに現在はツイーター間1810mmに対して聴取位置は約2000mm。角度を正確に合わせると軽い中抜け状態となった。交点を目の前150mm程に調整するとほぼ適当な状態となった。この振り角自体は以前からのものと全く同じ結果となるようだが、音の変化はより大きいようだ。セッティングが煮詰まってきた証拠かも知れない。
背後の壁の制約から自由になったことで、聴取位置、スピーカー間、振り角は、今一度最適な関係を探っていく必要があるようだ。