エレキベースと打ち込みの低音

Homage to Duke

Homage to Duke

Fourplay

Fourplay

肥大して元の表情がわからなくなっていたエレキベースはアブフューザーの導入で本来の表情を取り戻し、普通に音楽を楽しめる状態になった。特にデイブ・グルーシンとの相性は良い。エレキベースの持つ柔らかく暖かみのある音色がディフラクタルで引き出され、強調されていることが、アブフューザーによって初めて正しく聴き取れるようになってきた。
一方ビョークなどの打ち込みの低音は、本来、無機的であるべきものが暖色に塗り込められ、大いに違和感のある音色となっている。
ディフラクタルは原音再生という意味ではやはり問題があると実感した。