スピードドライブ

スピードドライブ52T
発注から4ヶ月、Frogに52Tのスピードドライブを装着することができた。
外観は想像したほどの違和感はない。元々クランクとフロントギア周りがしょぼい感じであったものが、黒という色もあってか締まって間延びのない印象になった。大きさも良く見かけるスピードドライブが思わず凝視してしまう程小さいのに比べて、普通サイズなので目立たないようだ。
実際走ってみると、トップエンドでもそれほど非現実的なギア比ではないことがわかった。軽い向かい風の荒川サイクリングロードでのトップはさすがにキツイが、町中で瞬間的に車の流れに乗りたい時には効果的だった。やりたくてもできなかった走りが可能になることで、今まで感じたフラストレーションが消えることが何よりも嬉しい。
またスピードドライブ化で、BB、クランクシャフトも一緒に交換することになり、パーツの基本的な品質が上がったのだろう、踏み込みの安定感、精度感が増して、自転車全体の強度が上がったように感じるのも興味深い。
クランクは最長の175mmにしたが、もともと170mmと長く、多少変わったのかなという感じなのが少々意外だった。