カミーユ・フォルネのオーダーストラップ

フランクのカサブランカ5850黒文字盤用に焦茶のカーフストラップを欲しいと思い、銀座のショップを尋ねた。
以前はカタログなどでも普通に見られたし、同じショップで実物を目にした覚えもあるのだが、現在は黒と茶しかないという。
この純正ストラップはカミーユ・フォルネが作っているのはわかっているので、そちらでオーダーすれば同じようなものが手に入ると思い、伊勢丹新宿店に行ってみた。
同じ革はやはり黒と茶しかない。ただし多少質感の異なるカーフには焦茶がある。この革で作ってもらうことにした。3カ月掛かるそうだ。フランクの代理店経由で寸短をオーダーすると一年掛かる。現在使っている黒の寸短もそうして手に入れたものだ。
5年前に入手したその純正の寸短は通常品と同額の12,600円(税込)だったのにたいして、カミーユ・フォルネでレプリカ品をオーダーすると2倍以上の料金になってしまう。吊るしの品は16,000円でそもそも高いのだが、これを元に手縫い、アビエバネ棒、ボンベなどのオプションを加えて、フランク純正ストラップに仕様を合わせると1万円上乗せされてしまうというわけだ。
また剣先の形状は変えることが出来ないという。純正がやや尖っているのに対して丸みが強く鈍い印象になるであろうことが気になる。