f特

パソコンのソフト(FuzzMeasure)とレコーダー(SONY PCM-D1)付属のマイクで簡易的にf特を測定してみた。(マイクの特性図が取説に載っていたので適当に補正)
85Hzの10dBの山と200Hzの10dBの谷が気になる。特に85Hzの山はディスクによって妙にブーミーなのが気になっていた原因そのものなので何とかしたい。
スピーカーの位置を前後左右に移動しながら測定をしていると、残念ながら山は低くならないものの谷は浅くできることがわかってきた。現在よりスピーカーを聴取位置方向に150mmほど近づけると一番変化が大きい。ちなみに左右方向に動かしてもほとんど変化しない。また聴取位置自体の前後も多少は影響するようで、結果一番効果の大きい位置を探り出し、谷を10dBから6dBにすることができた。
聴感でも低域過多は相対的に軽減したような気もするが、むしろ音楽がより闊達に聴こえるようになったのが興味深い。積極的に迫る感じといったらいいか。特にロックポップス系はなかなか聴き応えがする。またしばらくこの状態で様子をみたい。