イコライジングの再調整

14ヶ月振りにDG-58のイコライジングを調整した。
その間、昨年10月には、リアに映像用のマルチチャンネルスピーカーを設置している。スピーカー設置による影響は、2011年の比較試聴では「全体に音が明るくなり、低域はゆったり大らか」というものだった。最近になって以前より低音が緩く膨らんで来ているのが気になっていた。
f特を測定すると、案の定、低域はこれといった変化が見られない。中高域で以前と2〜3dBの差がある帯域が数多く見付かった。自動調整機能のヴォイシングは例によって使わず、低域は谷は無視して山を削り、中高域は凸凹の数字を半分に減らす、高域はだら下がりにイコライジングする。
一聴、予想以上に癖のない方向に変化した。気になる低域も躾が効いて余計な主張をすることがない。しばらくこの状態で様子をみたい。