DG-48 ヴォイシングとの決別

補正前のf特の表を睨みながらイコライジングをする。
低域に関しては、40Hz付近の大きな谷は数値的に完全には補正できず、かつ聴感上の効果も少ないので思い切って補正をせず、80Hz付近の大きな山は逆に完全に無くす。それより上100Hz〜224Hzの幾つかの小さな谷も無くすという補正をする。
中域は効くとされる500Hzおよび2kHz付近の3dB〜5dB程度の山谷はヴォーカルを試聴しながら適度な補正量を決める。
最小限の補正でどれだけ効果を引き出せるのかを知るという方針でここしばらくは調整を行うことにした。