オヤイデ TUNAMI+P-029&C-029

TUNAMI
電源ケーブルを自作した。切り売りのオヤイデ TUNAMI 1mに同社製の真鍮無メッキタイプのプラグとインレットプラグを組み合わせた。ドレインは定石通り入力側のみアースに接続。
市販のほとんどの電源ケーブルのプラグはメッキで、その癖を感じてしまう。無メッキのプラグを使って自作するしかない。恐らく現用ケーブル(Cardas Hexlink 5C)のプラグが無メッキでそれによってコンセントも無メッキが好ましいということになっていると思う。しかし、いいかげん15年間も同じケーブルしか使えないのもどうかと思うので一度評価の高いケーブルの実力を試してみたいと思った。明らかな進歩が認められれば、メッキプラグとメッキコンセントの組み合わせに踏み出すのも吝かではない。
一週間ほどプロジェクターに繋いでエージングを待ち、Eidos38が不調のため、SACDトランポの Accuphase DP-100 で試聴。Cardas Hexlink 5C と比較した。
一聴静か。制御されて羽目を外さない中で演奏ノイズなどの背景音が良く聞こえる。強音が崩れずきっちりと出るが、やや迫力に乏しい気がする。もっともこれが正確なのかも。全体に薄皮一枚間に挟んだような何だか煮え切らない印象が残る。エージングが足りないように思う。
更に一週間。Eidos38が一時的に復活したようなのでこちらで試聴。音はとてもよく似ている。Hexlink の方が中低域から低域に掛けて少し膨らみというか力を抜いた感じ。パリッとした張りは TUNAMI にあるようだが、正直ほとんど区別できないし優劣の判断もできない。更なるエージングで大きく好転するのを期待したい。