パイオニア VSA-LX53 2ch音質

VSA-LX53
AVマルチチャンネルアンプ パイオニア VSA-LX53 を購入した。
まずは2ch再生時の音質を聴く。DG-48 からデジタル入力して ARC を鳴らす。デフォルトはスピーカーインピーダンスの設定が8Ω以上となっているそうで、まず6Ωに切り替えてから試聴。
高域が強く低域が聴こえない。極端にハイ上がりの音質。音に歪み感がまとわり付いて聴きにくい。ピアノの立ち上がりが出ず丸まる。オーケストラの低音の量感は出せるが、打ち込みでは出し入れができず音自体が小さくなってしまう。ゲインはメインシステムにくらべて-2dBと差が小さい。
次にプリアウトでの音質。俄にf特的にはニュートラルになった。よく聴くと全域でぼんやりして踏み込んだ表現に乏しくおとなしい。スピーカーケーブルはカナレで試聴しているので、その影響も大きいように思う。歪み感に関しての印象は先と同じ。エージングでは解決できないような気がする。電源の対策が必要かも知れない。