DP-1000

DP-1000

SACDトランスポート Accuphase DP-1000を導入した。

デジタルグライコのDG-68にハイレゾデータをデジタル入力したいのでAccuphase一択。以前、二世代前のDP-900を自宅試聴したときは、SACDは低域の表現に少し違和感があったものの十分な音質だった。その経験から試聴なしで購入。ちなみにCDの再生ではDP-100と同様、当時のメイン機との間に越えられない壁を感じた

半導体不足のため納期3ヶ月半とのことだったが、キャンセル品が出たため2週間で納品された。

天板の木目が派手でどうしても仏壇をイメージしてしまう。底板が平らではなくドライブのベースボードが3mm程はみ出していて売りにしている低重心が本気だと理解できる。純正脚を外してより低いilungo sonoriteに変えるとラックまでは3mm程しかなくなった。ボードなしのフレームのみなので放熱は問題ないが危うかった。

今までディスクのテキスト情報を参考にトラック選択をしていたのでテキストが出ないのがとても不便に感じる。インデクスも操作できず、ディスプレイ消灯も無し。ローディングや再生時の動作音はとても静かで良い。

PADのエンハンサーを3~4回。MonitorAudioのヒートアップディスクを1回再生して試聴。

ノイズが少なく静かだが高域が煩い。最低域が欠落する。立ち上がりが軽く、踏み込みのベースが盤石。デジタル領域のみで使うDGのエージングに2ヶ月掛かることを経験しているので性急な評価は控えたい。

現用CDトランスポートのP-0もいつ修理不能になるかわからないので、叶うならCDの音質もP-0と同じ土俵に立てるようになっていて欲しいがどうなるだろう。