DG-58 AD変換

DG-58
oppo BDP-105JPでの、Blu-ray AudioディスクやDVD-Audioディスクの再生は、S/PDIF出力が48kHz16bitに制限されるということで、アナログ出力をDG-58に入れることになる。
AD変換時のサンプリング周波数は、44.1,88.2,176.4から選べるが、S/PDIF出力はそれぞれ44.1,48,「なし」となってしまう。48というのが意味不明なのだが、DG-48時代から同じなので仕様ということなのだろう。DA変換はDG-58内で行うのが良さそうだ。
AD,DA変換、合わせての音は、生硬い印象は相変わらず。透き通って硬質な感じと言ってもいい。音楽の種類によっては良さそうにも思えるが、要するに鮮やかさのない静的でつまらない音だ。DG-48と比べて精細度が増している一方で、より人工的な感じもあり、もうひとつ手放しで喜べない。エージングで多少は変わるのか期待したい。