ブラウンのミドルクラスのシェーバーを購入した。
10年ほど使った5580の二回目のバッテリー交換が補修部品取扱い終了のため行えず、交流式としてしばらく使っていたが、使い勝手の悪さに辟易しついに捨てる決心をした。
5580は一目でブラウンとわかる直線的で剛直な、いかにもドイツ的デザインだったのに対して、5776は柔らかい曲線を使った有機的なもの。どこかで見たようなデザインだ。
使用感は想像以上に違う。5580は刃の面積が小さく繊細でシャープな剃り心地、押し付け過ぎると皮膚か刃かどちらかが傷つくというものだった。対して5776は刃が大きく当たりも鈍重、今までと同じ力だとなかなか剃れない。力を入れる必要があるようだ。外観に似ず、ちょっとぶっきらぼうな感じといったら良いか。
水洗い可能で今までより清潔に使うことができるのが大きく異なる部分だ。ただし毎日の水洗いの手間を考えるとどうかとも思う。電動シェーバーの最も大きな利点は手軽さだからだ。
上級機は自動洗浄乾燥が行えるそうだが、実際使っている知人に尋ねると、常時通電状態のクレイドルに設置する必要や、洗浄液の定期交換等、高額品だからより手軽とは言い切れないようだ。