DG-48 アナログ入力

SACDを聴く時は SONY SCD-1 のアナログ出力を DG-48 で88.4kHz/24bitに変換してイコライジングを施し、Goldmund 20ME で再びアナログへと戻す。SCD-1 単体で鳴らした時に印象的だったSACD独自と思われる滑らかさと密度感は後退。ただしその特徴は未だはっきりと聴き取れる。
20MEが入ることですっきり聴きやすくなるようだ。Eidos38+20MEのセットはどんな音楽も親密に瑞々しく聴かせてくれるのだが、その感触がSACDでもほんのり楽しめるというのは良い。
一点気になるのは DG-48 のアナログ入力のレベル調整部分だ。+6dB,0dB,-6dBの三種しか選べない。バランス入力では-6dBでもレベルオーバーとなって音が歪んで使いものにならない。手元にあるRCA→バランスケーブルで繋いでも-6dBでPEAKインジケーターは点灯しっぱなし。取説では時々点灯するレベルにしろとある。とりあえず聴いていて歪みは感じられないので使ってみることにした。
もう一機種、DVD-AUDIO 再生用のポータブルプレーヤー Panasonic DVD-PS3RCA端子にアナログ入力する。こちらは+6dBで丁度良い感じ。
やはりアナログ入力のレベル調整部の仕様は問題があると思う。