First Watt J2

First Watt J2 の設置

配置

結線

パワーアンプ First Watt J2 を購入した。中古で約22万円。

現用の Jeff Rowland 8SP は多数のトランジスタと大容量コンデンサで構成されており、正反対のコンセプトの First Watt に興味を持った。またスピーカーBishopの入手時に Wilson Benesch社では真空管アンプで試聴をするという話を聞いたこともあり、音的に近いと言われる First Watt を試したいということもあった。

様々なモデルがある中でJ2にしたのはバランス端子が付いている(回路はアンバランス)ことで、現用ラインケーブルをそのまま使えるという単純な理由だ。

8SPの前に床に直置きで設置した。スピーカー端子は一組なのでCardas バナナを使ってトライワイヤリングで結線。電源ケーブルは現用と同じ Cardas Hexlink の長さ違い。

動作時は筐体がかなり熱くなり触れ続けるのは難しいほど。消費電力は200Wということで、ほぼ全てが熱になるのだろう。

出力は25W(8Ω)。ゲインは20dBで8SPの26dBとは6dBの差があるものの、プリアンプで調整が可能なため音量感はほぼ同じとすることができた。

動作時のLED表示が左右二ヶ所なのが違和感がある。どうにも集中を削がれる感じだ。慣れるものだろうか。