Livingston Taylor / Ink

Ink

Ink

SACDハイブリットディスクを購入。口笛で始まる最初のトラックは、手持ちのDVDビデオフォーマットのリニアPCM96/24のオムニバス盤に収録されているため、それらを比較した。
年代が違うのでマスタリングに違いがありそうだと思っていたが、それほど大きな変化はないようだ。
DVDでは全体に解像度が高まって、いかにも高性能と感じさせるような雰囲気。若干ひりひりとした所も感じられる。声の質感がクローズアップされたような凄みがあり、思わず引き込まれてしまう。SACDではリラックスした雰囲気。強調感のない自然な質感が印象的。細部を聴こうとすると十二分な解像度が確保されていることが初めてわかるという感じ。
CDはエッジをキリリと立てたいつもの質感。