最初の印象

昨年末に試乗したディーラーのセブン160は、タイヤが14→13インチ、ホイールが鉄→アルミ、更にサスペンションも変更されていたため、元がどういう乗り味かわからなかった。
納車から、300km程度走った印象は、標準仕様の方が多少スムースに感じた。コーナリングや加減速など走りに関する部分の差はよくわからない。
ローワードフロアという純正オプションを選択したことで、着座位置が試乗車より50mm下がっている。セブンの長所をより活かすことと、頭部がロールバーよりも下になるように、という意図があったが、数字以上に低いという印象を受けた。試乗車が本革シートへの張り替えを行っており、純正よりも着座位置が上がっていたのかも知れない。
試乗した場所が大通りだったため気付かなかったのだが、見通しが恐ろしく悪い。自宅前の細い道から、T字路を曲がるとき、車やバイク、自転車がいるかどうか全く確認できない。鼻先を入れて、相手に気付いてもらうしかない。ワゴン車など、車高が高く、鼻の短い車が運転しやすいということと正反対で、至極当たり前のことなのだが、迂闊にも予想できなかった。