ビアンキのミニベロ9を購入した。
「ベロ」とはラテン語で自転車の意味で、要はミニサイクルを言い換えた表現のようだ。
20インチにクラシカルな形状のロードフレーム、ドロップハンドルを組み合わせている。ブレーキがカンチ式だったり、革サドルなのも同じくクラシカルな方向を目指しているということだろう。
製品としてのまとまりは中々良いように思うが、一番残念なのはフレームが安価なアルミ製のために太く、またフロントフォーク付け根部がぼってりとしていて美しくない点だ。逆に最も素晴らしいと感じるのはトップチューブが斜めになっている部分で、ミニベロとしての軽快さ、洒脱さを表現できているのではないか。
ミニベロ9と8の二種あり、フレームは同じ。パーツがほぼ全てワングレード上なのが9という。値段もそれなりに上がるので正直どちらを買うか迷ったが、在庫の有無で9に決めた。