頑者

川越の有名店。弟店のひかりには何回か赴き、兄の店にも行こうと思いつつ時間が経ってしまった。連休谷間の平日12:55に18人待ち。入替制で30分超待って入店。チャーシューメンを食べた。
にわかにふりかけご飯が頭に浮かんだ。魚粉というよりもふりかけ状の節が大量に入り、麺やスープを口にするとき必ず絡んでくる。生臭さは感じない。ふりかけご飯のラーメン版という感じ。麺は強く捩れた太麺。色は白くうどんに似ているが、啜り心地や噛み応えは確かにラーメンの麺である。スープは色は濃いもののさらっとして薄味。最初から魚粉込みで味のバランスが取られているようだ。煮豚は5mm〜7mm厚で箸で崩れる柔らかさ。脂の甘みはひかり程ではない。
丼物としてのラーメンの存在意義はほとんど求めていず、薄いつけ汁に温かい麺が入ったつけ麺もどきの食べ物という印象。これならつけ麺を頼んだ方が良かったかも知れない。