しながわ

久しぶりの再訪。日曜正午過ぎに4人待ち。店頭に待ち客のために麦茶が供されていてホッコリする。煮干しそば930円。

椅子に対して高めのカウンターで丼に対峙。箸はプラ箸の他に割り箸もある。

青魚の臭みえぐみがガツンときて背脂と力強くバランスする。ネギや玉ねぎで脂っこさや生臭さを散らしてグイグイ食べ進める。太麺は断面丸く軽く捩れる程度。表面はツルツルで脂をまとっている。スープが濃いのであまりスープを拾わないでも良いのだろう。メンマは細くコリコリして目覚ましい食感。煮豚はキリリとしたモモと脂強めの柔らかいバラ。少し臭う海苔が一枚。

近年流行っている煮干しラーメンをしながわ流に解釈した一杯なのだろう。こういうのが受けるのだろうと理解できる。