ホープ軒古川橋が野方の環七沿いに移転した。古川橋からは5年振り。ネギラーメン麺の量7割を食べた。
カウンターのみで調理の様子が良く見える。このときは4人分を一度に調理。丼に湯を一杯に張って、浅い大鍋で麺を茹でて平笊で上げている。湯切りはしっかり。
ネギは大きいテポに入れてスープの鍋に1~2秒入れてを間を置いて三回、その間テポを鍋の縁に掛けてスープの湯気で蒸らしているようだ。
と、思っていたらそれはモヤシで、ネギは一回だけスープに入れ、だったかも知れない。次回確かめたい。
丼に盛ったネギには胡麻油を垂らしていた。全てに手を抜かない丁寧な造り方だ。
出汁の濃さは千駄ヶ谷の倍くらいか。量は少なめなので濃厚。ぬるいのは残念。背脂は十二分。麺は断面が正方形に近い長方形のストレート、これも平打ちというのだろうか。柔らかめであまり魅力を感じない。ネギとモヤシの食感は適切で大量。煮豚は脂身の甘さを感じられるホープ軒らしいものが二枚。薄味のメンマがそれなりの量。
古川橋から印象は一新。麺を気晴らしにして、ネギとモヤシを濃厚な東京豚骨スープで味わうと考えると魅力的だ。